今年の3月16日にGoogleからGoogleアナリティクスに関して重要なお知らせとして、現在の主流となっている旧バージョンの「ユニバーサルアナリティクス(UA)」のサポートが2023年7月1日に廃止とアナウンスがあってから気づけば2ヶ月が経過し、今の話題は代わりとなる「GA4」やそれに代わるサービスについてとなっています。
そもそもGoogleアナリティクスとはなんなのか?簡単に説明するとGoogle社が提供しているサービスの一つで、 Googleアナリティクスは、企業だけでなく個人も自由に登録して無料で使えるWebサイトのアクセス解析サービスです。 ホームページに訪れたユーザーがページへどのように訪問し、どのページを閲覧してどのページで離脱したかなどのユーザーのホームページ内での行動を見る事が出来ます。無料でこれだけの解析が出来るサービスは他に存在しておらず、多くの方が導入・使用しています。
今回2023年7月1日をもってアクセスの計測を終了する旧バージョン「ユニバーサルアナリティクス(UA)」に変わり、新バーションとしてGoogle社では既に2020年11月に「GA4(Google アナリティクス 4 プロパティ)」をリリースをしておりますが、こちらの評価があまりよろしくありません。どこがよろしくないかと言うと、操作・設定が旧バージョンより難しい(わかりづらい)点で、これに尽きます。既に試験的に使用している方々からも使い勝手に戸惑う人が続出し、「レポートが少ない」「以前あった設定箇所はどこ?」といった感じになっており、とりあえずは旧バージョンをそのまま使用している方が現在も多いと思います。
では、今はまだ良いけど2023年11月以降はどうする?何かわかりやすくて代わりになるサービスはないのか?となった場合にWordPressで構築されたホームページに関してはこのようなプラグインのサービスが出ています。
「QA Analytics(QA アナリティクス)」は簡単でシンプルにタグなどのコードの記述が不要なWordPress公式プラグインアクセス解析ツールです。難しい知識が必要なく、簡単にアクセス解析が利用可能となっております。無料版でも十分にアクセス解析が可能となっており、アカウント登録やライセンス契約なども必要ありません。また無料版でもヒートマップと呼ばれるホームページ上のコンテンツで訪れたユーザーがどのように行動したかを、色で表して可視化したグラフを利用する事が出来きます(無料版は1ページのみ)。より深くアクセス解析ツールを使いたい、使用にあたって専門的なサポートが欲しいなどの場合は各種有料プランをご検討頂くのをオススメします。
アナリティクスの旧バージョンが終了する事に伴い、新バージョンのGA4は使いづらい、難しいと思われる方には一度上記のプラグインを試して頂き、運用するのも1つの方法かと。可能であればGA4も導入して頂き、+でプラグインも使用してアクセスを解析、ホームページの運用が良いかなと個人的には考えております。ホームページの運用ならびに改善にはアクセス解析は必要不可欠ですので、旧バージョンを利用している方にはお早めに新たなアクセス解析方法を上記を含めてご参考に検討して頂ければと思っております。