最近web広告で目にする事が多くなってきたShopify。(似た名前で最近TVCMなどで流れているSpotifyがありますが、こちらは動画配信サービスで別物です。)Shopifyは2017年から日本でサービスが展開されており、BASE(ベイス)やSTORES(ストアーズ)やカラーミーショップたちのようなECプラットフォームです。世界中で現在出店数が急増していますが、特に日本での新規出店数と流通総額は感染病の流行が始まった2020年より一気に急増し、凄い速さで成長しています。出店企業の中では、バドワイザー・タイガー魔法瓶・ネスレ・レッドブル・ペプシ・オリオンビールなどの国内外の大手企業がVhopifyを利用しています。そんな話題のShopifyにはどんなメリットがあるのかを簡単にまとめてみました。
Shopifyのメリット【越境ECに強い、コスパが高い、サービス豊富】
Shopifyの最大のメリットは海外に商品を販売する越境ECに強いところでしょう。Shopifyでショップを作成した時にアプリを使用すると、そのショップに訪問した人の国の言語(50種類!)に合わせて自動翻訳をしてくれたり、購入者の国に合わせて各国の通貨(130カ国以上!)も利用可能、さらに海外発送時の送料・税率設定もShopifyで自動で購入者への請求額を算出してくれます。コスパが高いところは、通常決済代行システムの月額使用料がかかったりするところが、「Shopifyペイメイン」と呼ばれるサービスを利用する事でクレジットカードの決済手数料以外の費用がかからない点ですね。またGoogle(グーグル)やinstagram(インスタグラム)などのSNSショッピング連携が可能であり、将来的にはYoutubeと連携して出店者が動画配信を行い、そのまま視聴者が直接購入可能になるとの予定もあるようなので先々を含めてサービス豊富なShopifyに目が離せません。
Shopifyのデメリット【英語力が必要、HTML/CSSの知識が必要、日本語サポート体制が不十分】
Shopifyのデメリットですが、そこまで大きなデメリットは正直自分自身はサイトを制作する上でも販売する立場でも感じませんでしたが、少し気になった点をデメリットとして。まずは管理画面の一部機能やアプリの多くが英語表記のみで、日本語対応していない点で多少英語力が必要と感じましたが、こちらは利用方法を解説しているサイトや動画が複数あります。またショップ作成時にテンプレートを利用する事で簡単にオシャレお店を持つ事が出来るのですが、そのまま利用すると多くの他店とデザインがかぶります。Shopifyには多くのデザインテンプレートがあるのですが、何点かの有名テンプレを使用する出店者が多いためにデザインがかぶっている店舗さんが多く見受けられます。そのため、デザインをカスタマイズするのにHTML/CSSの知識が必要となります。ショップ作成時や機能面でわからない事があった場合には運営に問合せする事が出来ますが、日本語ので電話サポートはありません。問い合わせ内容によっては電話で聞いたほうが早い事もあると思いますが、残念ながらShopifyでは出来ないので24時間受付対応のメールお問い合わせで返答を待ちましょう。この点が日本語サポート体制が不十分ですね。
まとめ
簡単にShopifyのメリット・デメリットをご紹介しましたが、越境ECを現在ご検討の方はまず第一にShopifyを検討された方が良いかと思われます。現在感染症による影響で、渡航が出来ない為に日本で買い物がしたくても出来ない多くの海外のお客さんがいらっしゃいます。そのお客さんに対してショップを出店して販売する事が出来やすいのはShopifyが現状ECプラットフォームではベストと感じます。インバウンド需要のおかげで売り上げが良かったけど、今はなくなって商品が売れない、売り上げが低下している企業さんにも海外に商品を販売する1つの手段として検討されてはいかがでしょうか?
WEBFREEXではShopifyでの出店サポート、Shopifyの便利なアプリのご提案から、デザインカスタマイズなどもサポートさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。