コロナ禍によって、Webへの急速な整備が進む中で、地方と首都圏との違いを実際にWEBのお仕事させて頂いている身で感じた事があります。それは首都圏で当たり前の様に行われるWEBサイトの活用やWEBマーケティングと呼ばれるものは、地方ではそのまま通用しない事です。(環境が違うから当たり前だろと思われるかもしれませんが、そうではありません。)
では、それはなぜか?
実際にお仕事を通して感じた部分ですが、地方ではWeb施策への予算感が紙媒体(新聞・フリーペーパーなど)に比べて低い、地方はWebでの集客施策よりも口コミの方が強い、地方はWebの広告効果が低い、などです。
地方ではWeb施策への予算感が紙媒体(新聞・フリーペーパーなど)に比べて低い
地方では情報収集を行うにあたって、新聞やフリーペーパーなどの紙媒体が強い存在です。紙媒体とWeb媒体は、それぞれにメリットがあり、適したターゲットにアプローチする事が出来るため、どちらかに偏るのはもったいないです。地方では都市圏に比べてネットで情報収集する人の割合は低いですが、地方中小企業でWeb整備が整っている企業も少ないので、まだ競合も少ない部分とも言えます。例えば、地方企業における人材不足の解消という課題において、Web施策(ホームページやSNSなど)を活用する事で、企業は欲する人材に向けて情報を発信し、求職者にピンポイントに情報を発信する事もWebでは可能です。Web媒体も紙媒体と同様、またはそれ以上に必要になる存在と私は考えておりますので、予算感もそれ同様に考える必要があると思います。
地方はWebでの集客施策よりも口コミの方が強い
地方では口コミは重要なマーケティング方法である事は今も昔も変わりません。地方は閉鎖的と言われる事がありますが、その閉鎖的な部分がこの口コミにも強く現れていると思います。また周りの繋がりが無いと仕事が少ない、口コミが無いと認知度が上がらないと言った事もあるので、それこそ興味を持って調べる人は少ないかもしれませんが、その潜在的なお客さんに見つけてもらえる様にホームページやSNSなどのを通して、企業のメディア発信する事が重要と考えています。
地方はWebの広告効果が低い
少なくとも私の住んでいる町の企業さんや隣町の企業さんでGoogleのリスティング広告(検索エンジンの検索結果にユーザーが検索したキーワード(検索語句)に連動して掲載される広告の事です。)を出稿している企業さんは一件もありません。まさかのブルーオーシャンか!?な訳もなく、単純に効果が低いのでやっていないだけです。この様な広告に頼って施策を行うよりも、時間はかかりますが、ホームページやSNSでの情報発信をする事によって、興味のある消費者に見つけてもらう様にWebでの整備を行う事が必要です。ホームページを作っただけでは、消費者の認知度が急激に向上したり、求人やお問合せが急増するモノではありません。ホームページを通して継続的に情報の発信、コンテンツをアップデートして、やっと効果が出てきます。もちろん、その土台となるホームページが無い場合でも、現在はSNSを通して情報発信する事も出来ますので、企業さん毎に環境にあったWeb施策が必要になります。
これからは地方でもどの様に急速に進化するWebを活用していくかを企業毎に考えていく必要生があると考えています。施策を行う場合には事前に情報収集やどのような目的を持って行うのか、何を持って結果=ゴールとするのかが重要となります。そこでホームページやECサイトなどのWeb施策が必要と考えた場合には、WEBFREEXではお手伝いが出来る事があると思っていますので、何かお悩みやご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせよりご連絡下さい。