オウンドメディアによる地方中小企業の採用活動〜その2

北海道も12月中旬になり、見渡す限りすっかり雪景色となっています。今年も残すところあとわずかですので、年内に出来る事・片付けたい事は終わらせたいですね。
さて前回までオウンドメディア、メディアを使った採用活動についてご紹介しました。

前回までのお話はこちら。

過去の記事でオウンドメディアがどの様なモノなのか分かって頂けたかと思いますが、今回はオウンドメディアを活用した採用活動(オウンドメディアリクルーティング)におけるメリット・デメリットについても簡単にご説明を。

オウンドメディアリクルーティングのメリット

オウンドメディアリクルーティングでは、企業のコンセプト、事業内容、働く現場の声などを自由にメディアを通して情報発信する事が出来ます。求人サイトでの募集の場合だと、求人サイトのテンプレート通りの情報しか企業情報が伝えられず、本来であれば魅力のある部分も企業が欲しいと思える人材まで情報が届きません。

また求人サイトの掲載にはコストもかかりますが、自社のメディアであれば複数のメディアを持ちいて求人情報を発信してもコストは増加しません。企業が欲する人材(ターゲット)に向けてメディアで企業情報をきちんと発信、伝える事で企業の求める人材の採用に繋げることが可能となります。

メディアによる情報発信で今まで知られる事が少なかった企業の魅力や活動内容などによって、会社の認知度を上げる事にもなります。発信した情報は全て企業情報として財産となりますので、継続すればする程、財産として貯める事が出来ます。

オウンドメディアリクルーティングのデメリット

オウンドメディアの過去記事にも記載しましたが、メディアをスタートしてすぐに採用活動につなげる事は難しいです。オウンドメディアはアカウント作成からコンテンツの作成、それを継続して、より多くの企業情報を発信する事で効果を発揮する事が出来るので、短期的に見てしまうとコストがかかります。

また初期のアカウント作成やコンテンツ作成においては、メディアに対するマーケティング及び運営知識・技術があるヒトが必要となり、企業内での協力体制もなくては継続する事も難しいです。

まとめ

以上がオウンドメディアリクルーティングのメリット・デメリットのご紹介となりました。見て頂いた通り、きちんと運用・継続する事でデメリットよりもメリットが大きい事が分かって頂けたかと。ではメディアのコンテンツはどの様なモノ作成し、発信すれば良いのか?をまた次回ご紹介したいと思います。